東京電力福島第1原発事故に伴う旧緊急時避難準備区域の南相馬市原町区の住宅で2月下旬、この家に住む女性(69)と長男(47)が死亡しているのが見つかっていたことが27日、分かった。県警が2人の死因などを調べた結果、凍死の疑いもあるとみており、周囲が2人の異変に気づかない「孤立死」だったとみられる。

市によると、親子は2人暮らし。民生委員が、2月に近所の住人から「最近女性の姿を見ない」との情報提供を受け、女性の次男に連絡。次男が女性宅を訪ねたところ、2人が死亡しているのを見つけた。民生委員が1月に訪ねた際には2人と面会できなかった。  

昨年8月、地元住人から「母親に不自然なけががある」との通報が寄せられ、南相馬市と警察が調査したが、不審な点はないと判断。準備区域が解除された9月ごろに女性が「仙台市の次男宅に引っ越す」と説明したため、市はその後、状況を把握していなかったという。  

住宅は3階建てで、以前は1階が店舗だったが、夫が数年前に死亡した以降は閉店状態だった。

2012年03月28日水曜日 河北新報
http://www.kahoku.co.jp/spe/spe_sys1062/20120328_15.htm

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

Oxfam

協力:国際協力NGOオックスファム・ジャパン
URL:www.oxfam.jp