東日本大震災により運営を中断していた大槌町地域子育て支援センター「かりん」(八木沢弓美子センター長)が同町大槌に移転し11日、運営を再開した。0~6歳の未就学児童の遊び場提供や保護者への育児相談などを行う。仮設住宅での生活など育児環境が変化する中、子育ての力強い味方となりそうだ。
入居する同町大槌の産業復興団地で開所式が行われ、関係者や保護者ら約30人が出席。碇川豊町長は「支援センターがさらに発展し、明日を担う町の宝を磨いてほしい」とあいさつした。大槌保育園の園児7人がダンスを披露し開所を祝った。
震災前、かりんは同町小鎚の大槌保育園に併設され、津波で被災した。保護者から再開要望の声が多く、同団地での開所を決めた。床面積は約50平方メートルで、育児経験者らスタッフ3人が常駐する。
八木沢センター長は「関係機関と連携しながら、大槌の子育てをバックアップしていきたい」と意気込む。同町小鎚の仮設住宅で暮らし、震災前から利用していた女児(2)の母親(33)は「震災で遊ぶところが減ってしまった。以前のように母子が気軽に交流できる場所ができうれしい」と喜ぶ。
利用は午前9時半から正午、午後1時半から午後4時半まで。土、日曜休み。無料。問い合わせは、かりん(0193・42・2570)へ。
http://www.iwate-np.co.jp/hisaichi/y2012/m04/h1204121.html
2012年4月12日
協力:国際協力NGOオックスファム・ジャパン
URL:www.oxfam.jp