「東日本大震災:「避難所準備、地域ぐるみで」 被災地支援のNPO理事長・黒田さんが講演 /愛媛」@同上愛媛
http://mainichi.jp/area/ehime/news/20120130ddlk38040360000c.html
◇災害時の役割分担、環境考える
東日本大震災など国内の震災を教訓に避難所について学ぶ、NPO法人「阪神高齢者・障害者支援ネットワーク」の黒田裕子理事長の講演が29日、松山市三番町6のコムズであり、約40人が聴き入った。さまざまな活動に取り組む団体による「コムズフェスティバル」の一環で、防災を研究している市民団体「男女共同さんかくの会女性と防災グループ」が企画した。【栗田亨、篠崎真理子】
黒田理事長は95年の阪神大震災で被災。看護師の経験を生かし、東日本大震災でも避難所や仮設住宅で支援活動をしている。
黒田理事長は、1人で避難できない高齢者や障害者、在宅治療をしている人の把握や、避難所での役割分担や寝る場所の割り振りシミュレーションの重要性を挙げ、「行政に頼らず地域ぐるみで準備することが大事」と訴えた。また、避難所での体調悪化を防ぐためにかかりつけ医師を把握することなど、被災地支援の経験で得た知恵を伝授した。
また、女性の視点から避難所の環境などを考える講演「考えよう!一人ひとりができること~被災下での女性への暴力を防ぐために~」(県女性保護対策協議会が主催)には女性ら約50人が参加。講師の東日本大震災女性支援ネットワーク共同代表、竹信三恵子・和光大学教授は、被災地での女性への暴力被害が表面化しない現状を紹介。▽避難所での逆恨みや噂▽生き残っただけでもありがたいと性暴力を軽視してしまう--などを理由として挙げ、災害前から女性が安心して被害を訴えられる体制の整備が必要、と訴えた。
毎日新聞 2012年1月30日 地方版
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協力:国際協力NGOオックスファム・ジャパン
URL:www.oxfam.jp