「■ 室蘭で「防災と女性」をテーマに避難時の役割考える」@室蘭民報

 

http://www.muromin.mnw.jp/murominn-web/back/2012/02/05/20120205m_01.html

【2012年2月5日(日)朝刊】

「災害が襲ってきたとき私はどうする」―。室蘭市男女平等参画推進市民会議(中村紀代子代表)主催の「防災と女性」をテーマにした出前講座と、シナリオに応じた役割を演じるロールプレイングが4日、室蘭市東町の胆振地方男女平等参画センター・ミンクールで開かれた。

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市民35人が参加。前半は高橋幸洋・市総務課防災安全主幹が講話し、「地域のコミュニティーを図って絆、連携づくりを。地域力を高めるために自主防災組織を結成し、災害被害を出さない取り組みを」と呼び掛けた。

その上で「自主防災組織の活動の中では避難時の声掛けや付き添い、避難所での炊き出し、清掃、介助など、女性ならではのきめ細かな支援が必要」と女性視点からの防災について語った。室蘭市の自主防災組織率は、32町会で全体の25・1%と「低調」という。

東日本大震災発生後の救援活動や避難所では、女性や高齢者が不便を強いられたことを受け、防災体制の見直しが進められている。後半のロールプレイングのシナリオは、こうした点を念頭に「家庭から避難するとき介護者・わたしはどうするとよいのか」「避難所であなたはどうしますか」との観点で展開された。

参加者が前に出て夫妻の役で、80代の体の不自由な母親がいる場合や、ごった返す避難所で各自がどう行動すべきかについて、寸劇を行った。お年寄りを抱えて避難するには、夫婦が、日ごろの話し合いで意思疎通を図り、的確に行動する大切さを訴えていた。

会話の中でも「おかしい」「危険だ」などと思った点を指摘し、意見を交わし、高橋主幹の助言や説明を受けていた。参加者は地域での取り組みや、人権に配慮した防災のあり方について、あらためて考えていた。

(成田真梨子)

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