第56回国連婦人の地位委員会(CSW)における我が国提出決議案(「自然災害とジェンダー」)の採択

平成24年3月10日

1.2月27日(月曜日)からニューヨークで開催されていた,第56回国連婦人の地位委員会(CSW)最終日の3月9日(金曜日)(現地時間),我が国が提出した「自然災害とジェンダー」決議案が,コンセンサスで採択されました。

2.本決議は,東日本大震災から1年になるにあたり,自然災害と女性に関する様々な課題について,我が国の震災の経験や教訓を各国と共有し,国際社会の理解を深めるとともに,より女性に配慮した災害への取組を促進することをめざし,我が国として今回初めて同委員会に提出したものです。

3.本決議は,防災,災害対応,復旧復興の全ての段階における女性の参画や,女性のニーズへの配慮を求めること等を内容としています。また,復興期における女性の雇用への支援や,社会的な絆に支えられた包摂型の社会造りの重要性にも言及しています。

(参考)国連婦人の地位委員会(CSW)
国連経済社会理事会の下部組織である機能委員会の一つ。1946年に経社理決議により設立された。毎年2月末から3月初めの2週間,ニューヨークで開催され,ジェンダー平等,女性の地位向上に関する様々な課題が話し合われる。本年の主要テーマは「農村女性」。同委員会は45の委員国によって構成され,我が国は1958年からほぼ継続して委員国を務めている。

◆英文
http://www.mofa.go.jp/mofaj/press/release/24/3/pdfs/0310_02_01.pdf

◆和訳
http://http://www.mofa.go.jp/mofaj/press/release/24/3/pdfs/0310_02_02.pdf

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