被災地で母子支援活動を展開する「母と子の虹の架け橋(虹の会)」(花巻市、若菜多摩英(たまえ)代表)は1日、釜石市大只越町2丁目に託児施設「虹の家」を開所した。託児事業を通じて、母親の「時間」を確保し、求職活動や就労を支援する。

開所式は同所で行われ、関係者約20人が参加。若菜代表が「母親も子どもや家族のために、次のステップに進む段階ではないか。母親も子どもも安心できる環境をつくっていきたい」とあいさつした。

虹の家は、国の「新しい公共支援事業交付金」を原資として、県が実施する本年度「新しい公共の場づくりのためのモデル事業(震災対応)」に採択された。スタッフは保育士、看護師の6人で、遊ぶ場や昼寝をする部屋がある。

月曜日から金曜日までの週5日開設。求職活動や就労のための各種講座受講などの場合も一時預かりを行う。保育時間は原則午前9時~午後5時。保育料は半日500円、1日千円。就労に関わる講座受講者などは無料とする。託児申し込み、問い合わせは虹の家(0193・22・7733)へ。

http://www.iwate-np.co.jp/hisaichi/y2012/m05/h1205021.html

(2012.5.2)

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