私の実家は民宿をしています。震災で被害もなく、次の日から避難所として解放しました。8月に避難所としての役割を終えるまで、最も多い時で100名近い人がいました。

3月12日の朝、薄暗い台所に立って「前向きに行こう・・何とかなる。みんなで今日を生きよう」と決意しました。朝、動ける人達と食事の用意、昼の時間は沢に洗濯、午後は食料探し、夕方、食事の用意と慌ただしい生活。

家から見る景色は瓦礫の山。家を失った方、家族を失った方、沢山の方々との生活。電気もない、水はでない、困ることばっかり。そんな生活も笑いながら過ごせたのは地域の方々の強さでした。

避難所から仮設住宅に移る日は別れの日。泣きながら、見送ったこともありました。今では思い出となり、会うと思い出話をします。

震災から1年を迎えた今、最も欲しいことは”笑って暮らせる生活”。そして、今、やりたいことは、たくさんの知識が不足しているので、もっと勉強して人の役に立つことを次の人につなげることかもしれません。まだまだ支援は必要ですが、一人ひとり必要とされる支援のカタチは違います。自立支援の手伝いが望ましい。

家から見る景色は何もないけど、これからみんながまた、戻ってくる日が待ち遠しい。時間はかかるかもしれないけど、この場所でみんなの帰りを待っていよう。
朝はくる。今日も前向きに生きよう・・・。

南三陸町 及川まき

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