「国際女性の日(3月8日)事務総長メッセージ」国際連合広報センター
http://unic.or.jp/unic/press_release/2954/

プレスリリース13-007-J 2013年03月08日

私たちは「国際女性の日」を迎えるにあたり、過去1年の女性と女児に対する恐ろしい暴力的な犯罪を振り返り、よりよい未来を実現するためにはどうしたらよいかを自らに問わなければなりません。

ある若い女性は集団レイプの末、殺害されました。本来であれば犯罪者が受けるべき恥辱の烙印を押され、自ら命を絶った女性もいます。十代の少女たちは、教育を受ける権利を要求したというだけで、至近距離から銃撃を受けました。

こうした残虐行為に全世界が激怒するのは当然のことですが、これらは事実上、あらゆる社会とあらゆる生活領域に広がる、はるかに大きな問題の一部にすぎません。

身近にいる女性を見回してみてください。家族、そしてコミュニティであなたが大切に思っている女性のことを考えてみてください。そして、統計的に見て、その中にはこれまでに暴力の犠牲となった人々が多くいる可能性が高いことを知ってください。さらに多くの女性たちは、姉妹や友人を慰め、暴行を受けた悲しみや怒りを共にしています。

今年の「国際女性の日」に際し、私たちはこの怒りを行動へと変えていきます。私たちは、女性に対する犯罪を告発し、虐待を受けたことを理由とする女性の処罰を決して許さないことを宣言します。そして、家庭でも職場でも、紛争地帯でも平穏な国でも、さらには暴力の継続を許容する人々の心の中にも、至る所に潜みかねないこのグローバルな健康上の脅威と闘うことを改めて誓います。

私たちは、紛争下の女性に対しても特別な約束をします。紛争状態では、尊厳を破壊することによって敵に屈辱を与えるための戦争手段として、性暴力があまりにも多く用いられているからです。

このような女性たちに伝えます。「国連は、あなたたちの味方である」と。私は事務総長として、紛争下で性暴力の犠牲となったすべての人々に対する福祉を、国連の活動の先頭に据えるよう主張します。そして、私の上級顧問に対しては、あらゆる和平仲介、平和維持、平和構築活動において、性暴力への対応を優先課題とするよう指示します。

国連システムは一丸となって「UNiTE to End Violence against Women(団結しよう、女性への暴力を終わらせるために)」キャンペーンを進めています。このキャンペーンは、全ての女性と女児には、暴力を受けずに暮らすための基本的人権があるという、単純ながら強力な前提に基づいています。

今週、女性の地位委員会において、女性に対する暴力の終焉に関する史上最大規模の国連会議がニューヨークで開催されます。私たちは、この会議を最大限に活用するとともに、その閉幕後も引き続き、女性に対する暴力の終焉に向けた前進を強く求めていきます。

私は、多くの政府、団体、そして個人の方々からのキャンペーンへの貢献を歓迎します。そして、あらゆる人々に私たちの取り組みへの参加を強く促します。資金の拠出であれ、行動への参加であれ、皆様はこの不正に終止符を打ち、女性と女児が当然に手にすべき安心と安全、そして自由を確保する私たちのグローバルな取り組みに貢献することができるのです。

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