日時:12月7日(土)13:30~16:30
会場:東京都板橋区 シニア学習プラザ
   (東京都板橋区志村三丁目32-6)
   グリーンカレッジホール

1.テーマ
 ~東京で広げる被災地コミュニティー~
 地域の定住者に、地域外で活動する出身者や震災を契機として関わりを持つようになった支援者・ファンなどを加え、コミュニティの枠を地域外へと広げていくことが重要であり、こうした人のつながりによって被災地コミュニティを支える仕組みをつくることが、地域の復興と発展の可能性を拓いていきます。

2.背 景:
 岩手県沿岸部は東日本大震災によって大きな人的・物的被害を受けました。それまで主に地縁・血縁に由来して成立していた地域コミュニティでは、避難生活、転出者の増加、少子化による人口減少が重なり、その形成・維持・発展が深刻な影響を受けています。地域コミュニティの活性化は沿岸部の復興と文化の継承・発展に不可欠であることから、早急な対策が求められています。
一方、震災直後に板橋区・北区の企業・一般市民の方々が中心となり立ち上げた「岩手大学被災学生の支援の会」からの継続的支援は、被災した本学学生を含む本学関係者を勇気づけています。本機構においても6部門から成る復興支援を行っているものの、特に東京などの都市部における震災の風化が懸念され、現状に関する啓発と発信が必要であると考えています。

3.目的:
a.岩手県沿岸部における地域コミュニティの現状理解と拡大コミュニティへの参加促進
b.首都圏在住の方々に対する三陸復興推進機構の活動報告
c.板橋区民への震災復興支援分野における生涯学習機会の提供

4.プログラム:
●シンポジウム
・開会挨拶 13:30~ 学長 藤井 克己、板橋区教育委員 高野 佐紀子 氏
・岩手大学の活動 13:35~
  三陸復興推進機構の活動 副学長・機構長 岩渕 明
  コミュニティ支援の取組 地域コミュニティ再建支援班
  被災学生の声 「岩手大学被災学生の支援の会」支援対象学生
・東京で広げる被災地コミュニティ 14:10~(30分)
   地域コミュニティ再建支援班長・教授 広田 純一
・休憩14:40~(10分)
・対話型 活動紹介14:50~(各25分)
出身者が広げる 聞き手・廣田 純一
       釜石はまゆり会・釜石応援団 及川 健智 氏、石川 美奈子 氏
ボランティアが広げる 聞き手・船戸 義和
       復興支援学生団体 Youth for Ofunato 荒井 美波 氏、大磯 渚 氏
ネットで広げる 聞き手・五味 壮平
       ふんばろう岩手プロジェクト 佐々木 茂樹 氏
・まとめ16:05~16:28
・閉会挨拶16:28~16:30 板橋区教育委員会 教育長 橋本 正彦

●交流会 17:00~19:00
 挨拶 広田 純一、板橋区長 坂本 健、藤井 克己
  ※会費500円。県沿岸部のお菓子等を用意します。

5.写真展示(当日会場):
 被災地コミュニティに関連する写真等を会場内に展示します。

6.物産展(販売):
 被災した沿岸地域に馴染みの深い食品を、それぞれの復興状況の紹介と共に販売します。

 本件に関する問い合わせ先:
 三陸復興推進室 浜田秀樹  電話:019-621-6629、FAX:019-621-6995、E-mail:sanriku@iwate-u.ac.jp

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