東日本大震災女性支援ネットワークでは、2月27日(月)15:00-17:00に、下記の院内集会を開催します。
■東日本大震災女性支援ネットワークは、震災支援に女性や子ども、障がいを持った方などへの配慮を組み込むための団体として、2011年5月に結成されました。国内外の災害支援・復興に関わってきた個人や団体、また女性の人権を守るための支援活動に従事してきた団体・個人を中心にネットワークを組み、緊急救援から復興・まちづくりの過程において、被災者の直接支援や、政策提言活動、研修などの活動を行っています。
■東日本大震災は深刻な被害をもたらしましたが、特に女性、障がい者、外国人、子どもは避難所、仮設等において特有の困難を抱えました。阪神・淡路大震災の時から指摘され続けてきたにも関わらず、同じ問題が未だに繰り返されています。
■こうした問題は、多様な人々の声が政策決定、意思決定の場に届いていないことが原因です。現在進められている復興計画、各地の防災計画において、男女共同参画・多様性の視点を入れることは、災害後の街づくりに欠かせないだけでなく、将来、再び災害に見舞われた際、こうした災害脆弱性の高い人々の被害を軽減することにもつながります。
■そこで、復興計画・防災計画にどのように男女共同参画・多様性を盛り込むかを考える集会を企画いたしました。国会議員、地方議員、自治体の防災・男女共同参画の御担当者、支援団体の皆様のご参加をお待ち申し上げます。
●日時:2012年2月27日(月) 15:00~17:00
●場所:参議院議員会館 101会議室
1、挨拶 竹信三恵子(和光大学教授・元朝日新聞編集委員兼論説委員)
中島明子(和洋女子大学教授)
2、問題提起 田中雅子(文京学院大学准教授)・池田恵子(静岡大学教授)他
◇ 復興計画・防災計画における男女共同参画・多様性をどう盛り込むべきか
改定された国の「防災基本計画」の分析、自治体の防災計画の先進事例の紹介
◇ 阪神・淡路大震災から17年、災害時要援護者と男女共同参画の視点に関わる防災政策上の変遷
◇ 被災地でのこれからの支援に求められるもの
◇ 防災計画や支援の評価指標に国際基準を取り入れる
3、政策討議
主催:東日本大震災女性支援ネットワーク
TEL:03-3830-5285
e-mail: office@risetogetherjp.org
*お申込みは事務局へ(当日参加も可能です)当日、会議室への通行証を14:30より参議員会館入り口で配ります。
*インターネットで動画配信(Uストリーム中継)も予定しております
http://www.ustream.tv/channel/risetogether
*文字通訳が必要な方は、ご連絡下さい。
東日本大震災女性支援ネットワーク
http://risetogetherjp.org/
共同代表 竹信三恵子/中島明子
連絡先:東京都文京区向丘1-7-8
TEL&FAX03-3830-5285
協力:国際協力NGOオックスファム
URL: www.oxfam.jp