ネットワークの活動

6月10日、文京学院大学本郷キャンパスにて、東日本大震災女性支援ネットワーク報告会「災害・復興とジェンダー~被災地の声を政策に~」が開催されました。

NPO、NGO、中間支援組織のメンバー、行政職員、教育関係者、大学教員etc.と100名近くの方が参加され、震災から1年を経ての調査チームの暴力調査などの報告、今後の防災計画を見据えた研修チームのモデル研修、政策提言、被災地からのメッセージなどに、真剣に耳を傾けてくださるとともに、実際の支援経験を重ねた立場からの質疑や提案が出されました。 続きを読む…

東日本大震災女性支援ネットワークから、メーリングリスト参加のお誘いです。

甚大な被害をもたらした2011年3月11日の東日本大震災後、私たちが目の当りにしたのは、仕切りがなくプライバシーのない場所で疲弊する避難所の女性たちや、運営に参画できず食事づくりだけを担わされる女性たちの困難、被災地で増える女性への暴力、復興計画策定などの意思決定分野に女性があまりにも少ない現実でした。 続きを読む…

「災害支援事例集」が、完成しました! 無料でダウンロードもできます!

『こんな支援が欲しかった!
〜現場に学ぶ、女性と多様なニーズに配慮した災害支援事例集』

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東日本大震災女性支援ネットワーク・研修チームは、宮城県南三陸町の女性たち対象に、女性のエンパワメント・ワークショップ 「防災・災害支援・復興に多様な視点を ~被災経験を”これから”につなげよう」を行いました。

◆日時:2012 年4月22日(日)10:20-15:30
◆場所:宮城県本吉郡南三陸町 平成の森
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●東日本大震災女性支援ネットワーク 調査チーム 池田恵子 柘植あずみ ゆのまえ知子 吉浜美恵子

2 月11 日に雪の舞う厳寒の仙台、3 月25 日には春の日差しがあるものの吹雪の盛岡、そして5 月6 日に八重桜や菜の花が咲く郡山で、調査チームのワークショップを開催しました。
 

●ワークショップの目的

調査チームは、昨年6 月から宮城、岩手、福島の三県を中心に、3つの調査・プロジェクトを進めてきました。まず、被災者への支援をしている方たちから、支援経験と課題についてお話を聞く「支援者調査」、被災された方が自分たちの想いを写真に撮って、その気持ちを表現する「フォトボイス」プロジェクト、そして「災害・復興時における女性と子どもへの暴力」に関するアンケート調査です。

ワークショップでは、その中間結果をとりまとめて、調査に協力いただいた方や「フォトボイス」プロジェクトに参加してくださった方に報告し、意見や感想を出していただきました。そこからさらに、復興計画や政策、今後の防災などの提言を出しあいました。 続きを読む…

東日本大震災から1年がたちました。
震災後、私たち東日本大震災女性支援ネットワークは、避難所の在り方、復興計画、そして防災会議と、あらゆる場面で人口の半分である女性のニーズが反映されていない現実を目の当たりにし、女性や多様な主体のための政策提言に尽力してきました。

災害時に女性にも目を向けた多様な支援が必要という考え方については、被災者をはじめとする多数の女性たち、マスメディア、議員の方々のご協力もあり、国会などでも取り上げられるようになりました。 続きを読む…

東日本大震災 「災害・復興時における 女性と子どもへの暴力」 に関する調査にご協力をお願いします。

調査は継続中です。 下記に該当される方に調査票をお送りします。(郵送のみ)

●調査の背景と目的
・海外では災害時に女性への暴力が増加することが、調査によって明らかにされています。
・日本では調査がほとんどされていません。
・この調査によって、日本における実情と対策を明らかにすることが目的です。

 

●協力(回答)をお願いしたい方
★被害にあった女性や子どもに話を聞いた・相談を受けた方
(家族・親戚、友人、教師などからの話や相談を含む)
★被害にあった女性・子どもの診察や診療にかかわった方
★その場に居合わせた方・目撃した方
★ご自身が被害にあわれた方(子どもの場合は保護者の方)

 
今までの調査チームの活動については、1月29日に行われた「中間報告会」の調査チーム・発表資料を参考にしてください。
調査チーム資料(PDF)

 
▼ご協力頂ける方は、下記より御連絡をお願いします。
東日本大震災女性支援ネットワーク 調査チーム
TEL.080-3065-9479
Eメール  rtvawd@gmail.com

東日本大震災女性支援ネットワークは、2月27日(月) 院内集会「復興計画・防災計画にどのように男女共同参画・多様性の視点を盛り込むべきか」を開催しました。

この集会では、国の「防災基本計画」の分析や自治体の防災計画の先進事例の紹介、被災地で今後求められる支援、防災計画や支援の評価指標における国際基準などをふまえながら、復興計画・防災計画における男女共同参画・多様性をどう盛り込むべきかの問題提起を行いました。 続きを読む…

1月29日(日)文京学院大学本郷キャンパスにて、東日本大震災女性支援ネットワーク・中間報告会「復興・災害とジェンダー 〜見えてきた女性支援の課題〜」が開催されました。

会場は満杯で、参加者は、東日本大震災女性支援ネットワーク会員も含めて約120名!
みなさん熱心に聴いてくださいました。

参加者は、中間支援組織のメンバー、NPO、教育関係者、女性団体、大学教員etc.とひじょうに多彩で、震災復興の女性支援に対する関心の高さがうかがえました。 続きを読む…

東日本大震災女子支援ネットワーク・コーディネーター斎藤文栄さんからは、これまでの活動からまとめた、下記9項目における、復興計画・復興政策に組み込むべき提言を行いました。

Ⅰ 復興計画・復興まちづくりの策定方法
Ⅱ 住まい・まちづくり
Ⅲ 情報収集・発信
Ⅳ 雇用
Ⅴ 福祉・医療
Ⅵ 女性に対する暴力(DV・性被害)
Ⅶ 障害女性
Ⅷ 外国人女性
Ⅸ 性的マイノリティ女性
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Oxfam

協力:国際協力NGOオックスファム・ジャパン
URL:www.oxfam.jp