東日本大震災女性支援ネットワークでは、男女共同参画分野をはじめ、防災政策、災害支援の現場、市民活動、地域防災活動、研究、医療・福祉・教育などの専門職の各分野で活躍できる担い手となっていただくことを目的として、今年度から人材育成の場づくりを開始しました。
各地への講師派遣や、被災地の協力を得ての研修を同時に進めながら、教材やプログラムのあり方を検討してきましたが、12月2日と9日の2日間、東京で「災害とジェンダー トレーナー養成研修」<基礎編>を実施しました。 続きを読む…
2012年12月20日、「男女共同参画の視点からの震災対応マニュアル意見交換会」が内閣府仮設庁舎講堂にて開催されました。現在、男女共同参画局では、「男女共同参画の視点からの震災対応マニュアル検討会」を設置し、今回の震災で提起された様々な課題を解決できるよう、男女共同参画の視点から必要な災害対応について取りまとめ、地方公共団体や関係機関などに配布する文書を作成する作業が行われていますが、そのための公開ヒヤリングとして開催されたものです。私たち「東日本大震災女性支援ネットワーク」からも、複数のメンバーが参加しました。下はそのレポートです。 続きを読む…
阪神淡路、中越、そして東日本大震災。災害がおこるたび、私たちは支援し、される両方の立場を経験し、ジェンダーの問題、多様な生き方を認める事の難しさを知りました。
命の危険や大きな不安の中ですごす時間と空間に、少しでも安心と信頼をつくることができるよう、災害時に起る事や支える仕組みを理解し、特に女性のニーズや多様性への配慮に対応出来る視点をもつ災害支援者のトレーナー養成をめざします。 続きを読む…
「東日本大震災女性支援ネットワーク」では、これまでも、男女共同参画局と情報交換しながら活動を続けてきましたが、去る10月17日、この度着任された佐村局長への表敬訪問もかねて、最近の活動を紹介・報告し、意見交換を行いました。ネットワークからは次のような出版物等を資料として進呈しました。
①竹信三恵子・赤石千衣子編『災害支援に女性の視点を!』(岩波ブックレットNo.852) 続きを読む…
調査チーム(旧)が被災者への支援をしてこられた方々にインタビューしてまとめた
『東日本大震災における支援活動の経験に関する調査報告書』(B5版、158頁)ができました。 続きを読む…
~女性団体・地域リーダーや自治体職員向けの研修やワークショップを実施しました~
東日本大震災女性支援ネットワークの活動は2年目に入っていますが、今年度の主な事業のひとつが研修事業です。主に、
1.災害とジェンダー課題に関する講座や研修の開催の促進と講師の各地への派遣
2.災害とジェンダー課題について話ができ災害分野におけるジェンダー主流化を進めることができる
人材(トレーナー)の養成
3.講師派遣やトレーナー養成の際に使うための災害とジェンダーに関するテキスト教材の開発 続きを読む…
10月5日に岩波ブックレットNo.852「災害支援に女性の視点を!」が発売になりました。編者は、当ネットワークの竹信三恵子・赤石千衣子、執筆者も当ネットワークのメンバーです。
1年余りの活動から見えてきた「女性支援」のあり方を問いかけるものです。ぜひ、手にとってお読みください。 続きを読む…
東日本大震災女性支援ネットワークでは、9/1の防災の日を前に、全国の市町村(特別区含む)の防災担当と主な男女共同参画センターに「復興計画・復興政策に組み込むべき提言」(8月3日版)、「国・自治体の「防災計画」への提言」(8月1日版)、『こんな支援が欲しかった!~現場に学ぶ、女性と多様なニーズに配慮した災害支援事例集』をセットにした「政策提言キット」を送りました。 続きを読む…
6月10日に開催された東日本大震災女性支援ネットワークの報告会「災害・復興とジェンダー~被災地の声を政策に~」の動画です。 続きを読む…