ネットワークの活動

当ネットワークのメンバーが講師として、神戸で「災害支援トレーナー養成講座」を行います。

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阪神淡路、中越、そして東日本大震災。災害がおこるたび、私たちは支援し、される両方の立場を経験し、ジェンダーの問題、多様な生き方を認める事の難しさを知りました。命の危険や大きな不安の中ですごす時間と空間に、少しでも安心と信頼をつくることができるよう、災害時に起る事や支える仕組みを理解し、特に女性のニーズや多様性への配慮に対応出来る視点をもつ災害支援者のトレーナー養成をめざします。

◆日時
10月30日(水)10:00-16:30
10月31日(木)10:00-16:30 2日間の研修です

◆会場
あすてっぷKOBE
〒650-0016 神戸市中央区橘通3-4-3  続きを読む…

暑さがひときわ厳しいこの8月も、講師派遣や主催研修で、各地で災害とジェンダーに関する人づくりのお手伝いをさせていただきました。そのうちの三重県と福岡県の2つを簡単にご紹介します。

▼三重県「地域リーダー養成講座」

8月10・11日は、三重県男女共同参画センター「フレンテみえ」主催の「地域リーダー養成講座」に講師を派遣しました。

「そうぶんが避難所に!?いますぐ考えておきたい災害対策」というタイトルの通り、センターが入っている県の施設(そうぶん=三重県総合文化センター)が避難所となった場合を想定した研修で、周辺の地域住民リーダーを含む県内の防災に非常に関心の高い市民(男女・年齢も様々)や施設職員等が50名以上参加しました。 続きを読む…

災害とジェンダーに関する研修を開催、参加者のみなさんと一緒に
『男女共同参画の視点からの防災・復興の取組指針』を読みこみました

7月27日(土)、大田区男女平等推進センター「エセナおおた」を会場に、災害とジェンダー・トレーナー養成研修のフォローアップを兼ねた研修を行いました。

このテーマに関心のある方であれば、誰でも参加できる研修としてお呼びかけしたところ、33人もの熱心なご参加をいただきました。女性市民リーダーの方はもちろん、女性議員、研究者、自治体関係者、男女共同参画センター職員など幅広い参加があり、男性の方も比較的多く参加いただきました。 続きを読む…

7月12日(金)の午後、内閣府男女共同参画局を訪問しました。当日は、大変ご多忙でいらっしゃるにも関わらず、佐村知子男女共同参画局長をはじめ、別府充彦官房審議官(男女共同参画局担当)、木下茂総務課長、土井真知調査課社会的影響調査チームリーダー、澤井景子男女共同参画推進官が対応して下さいました。当ネットワークからは、政策担当の皆川と、研修担当の池田・浅野がお訪ねしました。 続きを読む…

当ネットワークと静岡大学、静岡県危機管理情報課、静岡県地震防災センターの協働により、
「地域に暮らす様々な人々の視点を生かして地域の防災力を高めよう」という事業を平成24年度に行いました。

静岡県内の3つの市町からモデルとなる自主防災組織に参加していただき、ジェンダー・多様性配慮の視点から、
①地域の備蓄物資の見直し、
②避難所運営マニュアル改訂のための住民ワークショップ、
③女性や子どもの視点を取り入れた避難訓練の実施などの活動を行いました。 続きを読む…

このたび、『男女共同参画の視点で実践する災害対策 テキスト 災害とジェンダー<基礎編>』が完成いたしました。
2011年度に作成した、『こんな支援が欲しかった!~現場に学ぶ、女性と多様なニーズに配慮した災害支援事例集』と同様に、災害支援や防災政策、地域防災活動に関わっている方、これから関わろうとする方たちが、実践を目指して学習や研修に活用することを前提とした教材です。 続きを読む…

5月11日(土)、YWCA(東京・御茶ノ水)を会場に、災害とジェンダー・トレーナー養成研修の修了生を主な対象とした「フォローアップ研修」を実施しました。

東日本大震災女性支援ネットワークの研修プロジェクトでは、災害とジェンダー分野でリーダーシップを発揮できる人材の育成を目的としたトレーナー養成プログラムを行っています。その一環として、昨年12月はじめに約20人の参加者の方を対象に、2日間の研修を実施しました。2日間で基礎知識をお伝えし、ワークショップなどのアクティビティを体験していただくことは可能ですが、ワークショップのファシリテーターとしても活動するには、やはり経験も必要 続きを読む…

5月17日、日本が批准している国際人権規約のひとつである社会権規約について、国連社会権規約委員会から日本政府に対する総括所見が出されました。30を超える「勧告」(※1)には、震災後の女性を含む差別を受けやすい、災害脆弱性の高いグループのニーズが、避難時や復旧・復興に際し十分考慮されていないと指摘し、災害のマネジメントにおいてこうした人々の経済的、社会的、文化的権利の享受において差別されないようにとの勧告が盛り込まれました。 続きを読む…

東日本大震災女性支援ネットワークが、2012年6月にリリースした
「こんな支援が欲しかった!現場に学ぶ、女性と多様なニーズに配慮した
災害支援事例集」
の英語版ができました。 続きを読む…

震災後、2度目の3・11を迎えて、東日本大震災女性支援ネットワークからのメッセージ

「人間の復興」のため、女性たちにさらなる支援を

東日本大震災から2年過ぎた今、被災地では様々な女性たちが声を上げ始めています。地域で新たなネットワークを作ったり、事業を始めたりという新たな動きが生まれ、女性が復興の主体として地域に活力をもたらしています。しかし、その一方で女性の雇用は進まず、最近は女性の求職者が減少する傾向さえみえています。被災女性の現 状について、よりきめの細かい把握が必要です。

また原発事故をきっかけに健康被害を避けるために各地へ避難した家庭(多くは避難母子)に支援が行き届かず、就職もままならない状態です。全国に点在する 続きを読む…

Oxfam

協力:国際協力NGOオックスファム・ジャパン
URL:www.oxfam.jp